「埼大を出て、埼大へ戻り、埼大のために」

埼玉大学時代①

人生やり直すとしたら大学から、と断言できるぐらい楽しい4年間でした。

マスコミュニケーション論のゼミと、テニスサークルに所属しており、どちらの活動にも全力で取り組・・・めたらよかったのですが、サークル活動にすっかり傾向してしまい、個人的にはあまり優秀な学生ではありませんでした。あらためまして平林紀子先生と当時のゼミ生のみんな、ごめんなさい。

そんな私ですが、懐の深い先生と情け深い同期のおかげで、2年生から4年生までの3年間はゼミ生として面倒を見ていただき、サークルにも4年間どっぷりと浸からせていただきました。月並みですが、そこで多くの人に出会えたことが、大学生活で一番価値のある出来事だったと思います。

「友人は少ない方がいいか多い方がいいか」というテーマは、「犬派か猫派か」というテーマと同じぐらい議論の尽きないテーマではありますが、私個人の見解としては、『どっちでもいいけどまずは多くの人に関わってみよう』です。私は大学時代多くの人と関わることで、色々な価値観や考え方を知り、様々な知見を得ました。もちろん今はネットを介して、そういった知見を得ることは可能です。ただ、自分とは異なる価値観を持っている人がいるというのを知っていることと、実際に自分とは異なる価値観を持っている人を目の前にすることでは、そこから得られる刺激は段違いです。もちろんそれは自分にとってプラスの刺激もあれば、マイナスの刺激もありますが、それらも含めて今後の人生の糧にできると思っています。

 

 

 

 

 

就職活動~転職

 

広い世界で仕事をするというよりは、自分の目の届く範囲で身近な人のために仕事をしたいという思いから、都内に本社を構える地方銀行に入行しました。実家が小売店を営んでいたこともあり、そこへ出入りする銀行員というのは小さいころから身近な存在でした。

 

銀行では、特定のエリアにあるお店や家々を回る営業の仕事を担当しました。個人のお客様のご相談にのったり、経営者の方々のご要望を聞いたりと、忙しい日々を過ごしていましたが、段々と組織が求める仕事と、自分のしたい働き方との間にズレが生じてきました。もちろん組織が利益を追求することは当然のことですし、そこに雇われている自分がそのために働くのも当然です。その中で、組織とお客様の間でWIN-WINの関係を築くことができれば、それが一番良かったのですが、当時の自分には上手にその関係性を作ることができませんでした。

 

ならいっそのこと、公共の利益のために働いてみようと考えを改め、銀行を退職し、公務員試験を受けることにしました。

埼玉大学時代②

 

大学生活を過ごした思い出の地、さいたま市で公務員になることを目指していましたが、縁あって、なんと母校埼玉大学の職員として採用していただけることとなりました。

 

大学職員の仕事といえば、みなさん大抵窓口にいる職員さんを思い浮かべると思います。私もそう思っていました。しかし採用されて約10年、私が窓口で学生対応することは一度もありませんでした(笑)

 

大学職員の内、学生対応がメインの学務系と呼ばれる職員は、全体の3割程度しかいません。その他の職員は、実験で使用する物品を調達したり、卒業式や入学式を取り仕切ったり、先生方の研究支援のため書類作成のお手伝いなんかをしています。ちなみに私の現在の業務は、大学で働く皆さんのお給料の計算です。学生のみなさんには見えないところで、以外と大学の職員は働いています。

 

おわりに

 

私が大学で学生として過ごした4年間は、冒頭でも述べたとおり、「人生やり直すなら大学から」と思えるほど充実した4年間でした。現在過去未来、埼玉大学に在籍する学生のみなさんには、同じような気持ちで卒業してほしいと思っています。今後大学の職員として、自分がどういった業務に携わるかはわかりませんが、大学から受けた恩を少しでも次の世代へ返す気持ちで、日々お仕事に向き合っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

ちなみに

 

既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょこちょこと挿絵で登場していたキャラクターは、埼玉大学マスコットキャラクターのメリンちゃんと言います。2009年に誕生し、以来埼玉大学の広報活動のため、学内学外問わず精力的に活動しています!そのうちけやき会にもひょっこり顔を出すかもしれませんね(笑)

 

http://www.saitama-u.ac.jp/guide/information/merin/